指導員向け情報


LSyMが開発するすべてのシステムには、指導員と受講者が機器を効果的に活用できるよう導く、体系的な教育設計が含まれています。また、受講者一人ひとりの進捗を把握し、評価するために必要なツールも提供します。

シミュレーターを使った訓練
指導員向けトレーニング

新しい教育ツールとしてシミュレーターを導入することは、特にコンピューターの操作に慣れていない指導員にとって負担になる場合があります。LSyMは従来の学習方法からデジタル学習への円滑な移行を支援します。

指導員へのサポート
サポート

支援が必要な場合は、担当のアカウントマネージャーへの電話、多言語サポートチームへの連絡、または社内で開発した24時間利用可能なオンラインツール「Mantis」をご利用いただけます。アプリケーションの使用中に見つかった問題を報告したり、シミュレーターの新しい機能の実装を依頼したりできます。

ハードウェアのカスタマイズ
ハードウェアのカスタマイズ

訓練をすぐに開始できるよう、シミュレーターの設定とパラメーターをあらかじめ調整するお手伝いをします。一方、指導員が経験を積むほど、シミュレーターを自分の指導方法に合わせて設定したいという要望が高まることも分かっています。多くの項目をカスタマイズできるため、当社のシミュレーターは指導員の経験に合わせて活用できます。


指導員向けトレーニング

新しい教育ツールとしてシミュレーターを導入することは、特にコンピューターの操作に慣れていない指導員にとって負担になる場合があります。LSyMは従来の学習方法からデジタル学習への円滑な移行を支援します。安心して操作できるよう、学習の全過程を案内し、導入後もシミュレーターの利用を継続的に支援します。シミュレーターに付属する理論講座には多様な演習が含まれ、画面上の視覚的なメッセージや案内、図解入りのマニュアルによって指導を支援します。

シミュレーターを使った訓練

ハードウェア

指導員用ステーション

指導員用ステーションは、受講者の学習進捗を監督するための作業環境です。指導員はここからシミュレーターによる訓練に必要な操作を行えます。施設や企業の要件に応じて、ステーションをシミュレーターに組み込むことも、独立した設備として利用することもできます。

シミュレーター一体型の指導員用ステーション
シミュレーター一体型

指導員用ワークステーションのソフトウェアは追加のコンピューターを必要とせず、シミュレーターを稼働させるコンピューターシステムを共用します。分散システムに依存しない一元的な構成により、ハードウェアとソフトウェアの管理が容易になり、故障の可能性も低減します。

必要なハードウェア:

1
2
3




利点:

  • 移動可能。
  • 柔軟に配置可能。
遠隔型の指導員用ステーション
遠隔型ステーション

この構成では、指導員は受講者とは別の場所から指導できます。独立した執務室を設けられるほか、複数の受講者を同時に監督できるため、運用しやすくなります。

必要なハードウェア:

x2

pc
机 椅子
1
2
3
4
5
6

利点:

  • 遠隔からの支援。
  • 複数のシミュレーターを監視。

オプションの機器:

タッチパッド
1
電気仕様

電源要件:単相交流200~250 V、50 Hz。

最大消費電流:4 A(約1,000 W)。

指導員用ステーションの構成図
指導員向けソフトウェア

当社のソフトウェアソリューションは、指導員が設定を調整し、効果的かつ効率的な学習を実現できるよう、柔軟性を重視して設計されています。指導員は一体型または遠隔型のステーションから次の操作を行います。

  • コース準備の支援。
  • シミュレーターの起動と停止。
  • システムの試験手順。
  • ユーザーと演習の選択。
  • シミュレーションをリアルタイムで監督。
  • 演習後の振り返り。
  • 訓練イベントの発生。
  • 環境条件の変更。
  • レポートの表示。
  • データベースの保守。
  • シミュレーターのカスタマイズ。
指導員

コースの準備

実技訓練を始める前に、指導員は次の項目を準備します。

教材

多くのシミュレーターは実技演習にのみ使用されますが、理論学習モジュールもシミュレーターに含めた一体型の学習方法を評価する指導員が増えています。当社のほぼすべての機種に理論学習モジュールを用意しています。ただし、内容は機種によって異なります。

理論講座は、指導員による講義を補う教材としてご利用ください。主に次の内容を扱います。

  • 機械の概要。
  • リスクの予防。
  • 安全な操作。
  • 構成部品の理解。
  • 基本的な保守。
  • 使用時の手順。
  • 作業手順。
  • 機械の不具合。
  • 使用中に起こりうる問題。
  • リスクの予防。
演習の設定とパラメーター

各指導員は演習の設定を要件に合わせて柔軟に変更できます。設定できる基準には次のものがあります。

  • 採点基準(演習に合格するための最低得点率)。
  • 制限時間(演習ごとに許される時間)。
  • 再試行回数(演習を繰り返せる上限)。
  • 進行条件(次の演習に進む前に前の演習を完了するなど)。
  • 減点条件(衝突、速度超過、時間超過、誤操作など)。
コース設計

指導員はコース全体を自由に設計できます。利用可能な学習ブロックや演習から、訓練プログラムに含める内容と実施順序を選べます。

選択したコース計画は全受講者に適用することも、受講者ごとに個別設計することもできます。コース全体を保存し、翌年以降の別の受講者グループに再利用することも可能です。

シミュレーション実習中

受講者がコースを修了できるよう、指導員は必要な技能を十分な時間をかけて練習できるようにします。
多様な演習

演習では、さまざまな状況を体験し、異なる作業を練習することが重要です。そのため当社は、変化するニーズに合わせて随時更新する140以上の演習ブロックを提供しています。各ブロックは特定分野の技能を段階的に身につけられるよう設計されています。必要な技能と知識は機械ごとに異なるため、ブロックと演習も機種に応じて変わります。

作業状況の把握

シミュレーターによる訓練では、指導員が受講者の作業を詳しく確認できます。当社のシミュレーターでは受講者をリアルタイムで監督し、完了した演習を360度表示で振り返ることができます。周囲の状況を確認できるため、演習の質をより適切に評価できます。

チームワークの技能

当社の協調モードでは、複数の受講者が同じ仮想作業環境で同時に演習するため、指導員は各受講者への指導時間を効率的に使えます。それぞれが異なる機械を操作しながら、共通の目標に向かって協力できます。実務に近い状況でチームワークを練習できます。

高負荷状況への対応とリスク管理

指導員は、受講者が機械を操作できるだけでなく、故障や作業環境の変化など負荷の高い状況にも適切に対応できるよう準備する必要があります。当社のシミュレーターでは、指導員がイベントの発生、故障の再現、環境条件の変更を行い、これらの対応技能を指導できます。

情報の保存

データベースには受講者と上級ユーザーに関する情報が保存され、指導員は必要なときに参照できます。

操作制御

指導員は指導員用コンソールから各種ツールをいつでも操作できます。受講者による特定の操作を制限したり、演習の進め方を実演したりできます。

演習後の分析(デブリーフィング)

受講者がコースを修了できるよう、指導員は必要な技能を十分な時間をかけて練習できるようにします。

評価システム

評価システムには、受講者が実施した演習を事後分析するための機能もあります。演習を自動再生し、早送り、一時停止、巻き戻しを行えるほか、視点を切り替えて場面を確認できます。

指導員が受講者に実際の操作を示しながら、良かった点や誤りを説明する際に役立ちます。

進捗の監視

データベースにはユーザー情報に加え、評価レポートや事後説明に必要な情報を含む操作履歴が保存されます。これらの情報は訓練中にも訓練後にも参照できます。

習得した技能、受講者の進捗、平均成績、受講者間の比較や統計の分析に役立ちます。また、演習だけでなく受講者も記録するカメラ機能を備えており、第三者による試験の際にも活用できます。

評価の根拠

当社の評価システムは、受講者に成果を示せるよう設計されています。指導員は次の記録を根拠として確認できます。

  • 各演習の日付、時刻、所要時間。
  • コース全体の情報(完了した演習、平均成績、経時的な進捗、習得した技能など)。
  • 速度の記録とグラフ。
  • 衝突速度や重大な衝突を含む衝突記録。
  • スプレッダー、フック、車両などの軌跡のグラフ表示。
  • 危険な加速や機械への過負荷を含む加速度記録とグラフ。
  • シミュレーション中の危険な操作や禁止された操作の記録。