LSyMの各シミュレーターには、機械と周囲の環境の挙動を精密に再現するための数理モデルを組み込んでいます。訓練において重要なのは、見た目の美しさだけではありません。機械、荷物、地形などが実際の作業に近い挙動を示すことが必要です。
機械の挙動は、GPUを利用する物理演算ライブラリNVIDIA PhysXで計算します。凸形状のメッシュを用いた衝突判定により、接触を精密に検出できます。滑車を介したケーブルの動きや、ケーブルと周囲の物体との接触も再現します。

描画システムは、3Dグラフィックスで作業環境を表現します。高品質な映像表示は、1~5系統の映像出力に対応し、構成に応じてさらに拡張できます。
シミュレーターのHUD(ヘッドアップディスプレイ)は、訓練用画面や追加モニターに情報を表示します。実機の状態表示、作業装置の位置、周囲を確認するための視点など、オペレーターに必要な情報を確認できます。

LSyMは約30年の経験をもとに、多様な機械操作シミュレーターと、訓練の目的に合わせた教育システム設計を提供します。

理論学習モジュールは、指導員の授業を支援する補助教材です。内容と分量は機種によって異なり、詳細な教材を備える機種もあれば、このモジュールを含まない機種もあります。

熟練した利用者の経験と従来の訓練手順をもとに構成した教材と学習ツールです。

評価ツールを用いて、指導員が訓練生一人ひとりの進捗を客観的かつ継続的に確認できます。

LSyMは約30年の経験をもとに、多様な機械操作シミュレーターと独自の教育システム設計を提供します。
教育システム設計は、教材を訓練目的に合わせて開発するための体系的な方法です。最終目標と到達目標を定め、評価課題と学習活動を計画することで、教育の質を確保します。システムは理論学習モジュール(ほとんどの機種に搭載)、実践演習、評価システムで構成されます。
理論学習モジュールは、指導員の授業を支援する補助教材です。内容と分量は機種によって異なります。訓練生が自習できるよう、説明は分かりやすく構成しています。
このモジュールでは次の内容を扱います。

熟練した利用者の経験と従来の訓練手順をもとに構成した教材と学習ツールです。
必要な技能を適切な順序で学べるよう、演習を構成しています。体系的な実習により、設備を効果的に活用し、訓練時間を抑えながら技能を習得できます。指導員は学習目標や訓練生の経験に合わせて、演習内容や順序を変更できます。
モジュールと演習の例(英語PDF)をダウンロード訓練用シミュレーターでは実機を使わずに操作を学べるため、リスクを抑えられます。そのため、実際の作業で起こり得る状況を正確に再現することが重要です。
指導員は演習中にシミュレーション条件を変更し、機械の故障を設定できます。訓練生は原因を特定し、適切な是正操作を行わなければなりません。予期しない状況への対応を安全に練習できます。
お問い合わせ時間帯
時間帯によって視認性は変化します。指導員は明るい昼間から夜間まで、照明条件を設定できます。
気象条件
霧、雨、雪に加え、風速と風向も設定できます。気象条件の変化が機械操作に与える影響を訓練できます。
設定できる故障
演習の目標を達成するだけでなく、機械の状態を示すパラメーターを監視することが重要です。見落とすと事故につながるおそれがあります。
| 故障・事象 | 結果 |
|---|---|
| 後退警報装置の故障。 | 後退時の警報音が鳴らない。 |
| 作動油の低下。 | エンジンが始動しない。 |
| ブレーキオイルの低下。 | エンジンが停止する。 |
| 変速機の油圧低下。 | ブレーキ解除の失敗。 |
| ブレード操作装置が作動しない。 | ステアリングが作動しない。 |
| ステアリングが動作しない。 | 変速できない。 |
| 蓄圧器。 | 常用ブレーキの一部または全部が効かなくなる。 |
| エンジンオイル圧の低下。 | 火災。 |
| エンジン温度の上昇。 | |
| ブレーキ弁の故障。 |
評価ツールを用いて、指導員が訓練生一人ひとりの進捗を客観的に確認できます。システムは、各演習と訓練全体について、実施状況やシミュレーションデータを含む評価レポートを自動生成します。これにより、習得した技能を定量的に把握し、実機の操作に必要な水準に達したかを判断できます。

評価・研修プログラムの主な機能:
レポート には次の情報を表示します。

指導員はこの情報を個人評価だけでなく、複数のクラスの成績を比較する統計分析にも利用できます。人事・研修担当者は、その結果を次の研修計画の見直しに生かせます。
指導員向けに、リスク管理の技能を効果的に教える短い講習も用意しています。演習の順序と、現実に近い危険状況を設定する方法を説明します。詳しくはお問い合わせください。