岸壁用ガントリークレーンは、岸壁に沿って移動できる支持構造と、コンテナをつかむ可動式のスプレッダーを備えています。一度に20フィートコンテナを2~4個取り扱えます。
ガントリークレーンのシミュレーターは、バレンシア港および中南米の複数の港で、この種のクレーンのオペレーター訓練に使用されています。
このシミュレーターでは、実際の作業、事故、天候の変化、機器の損傷を安全な環境で再現できます。オペレーターはそれぞれの状況で必要な手順を学び、危険な状況に対応する技能を身につけられます。
このガントリークレーンシミュレーターは、新人オペレーターの育成と経験者の継続訓練を目的としています。主な目標は次のとおりです。
オペレーターは実際の運転室にいるかのように操作装置を扱い、動きを体感し、作業音を聞き、周囲の作業環境を確認できます。 シミュレーターは実機に即した操作装置を備える運転室、動きを再現する機構、映像と音響のシステムで構成されます。

ディスプレーはシミュレーターの重要な要素です。配置や設定が適切でないと、操作時の没入感が損なわれることがあります。
当社のシミュレーターには、直感的に操作できるディスプレー設定画面があります。最大8台のディスプレーを任意の位置と角度に配置でき、実際のクレーンで得られる視界に近い映像環境を構成できます。
シミュレーターでは、厚い雲による視界不良や暗い夜間など、実作業で重大な影響を及ぼしうる気象条件を再現します。
雨や風はクレーンの動きにも反映され、演習の難易度が高まります。個別の要件に応じて、新しい種類の演習を追加することも容易です。
演習エディターを使って、訓練の目的に合った演習を作成できます。仮想作業環境に要素を追加し、受講者に見つかった課題に合わせて練習内容を調整できます。作成した演習を保存し、後で別の受講者に使用することも可能です。
シミュレーターには、ユーザーと作業グループを管理する機能があります。管理画面からユーザーとグループの作成、編集、削除を行い、利用環境をお客様の要件に合わせられます。各ユーザーの統計や評価も分かりやすく確認できます。
演習を行うたびに、その評価に必要なデータが保存されます。ユーザーは演習レポートから操作の記録や主な所見を確認できます。評価項目の詳細に加え、所要時間、演習番号、実施日などが表やグラフで表示されます。
過去に行った演習を再生できることは、シミュレーター訓練の大きな利点です。映像を任意の角度から確認し、巻き戻しや一時停止をしながら、操作上の誤りを特定できます。
訓練では受講者が似た誤りを繰り返すことがあります。指導員はデブリーフィング機能で過去の演習を再生し、新しい受講者に避けるべき操作を示せます。
指導員用ステーションでは、ユーザーと演習ごとのレポートで次の情報を確認できます。