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バックホーローダは、掘削、土砂の積込み、資材の移動などを1台で行えるため、建設工事や道路工事で幅広く使用されます。

現場では、車両の大きさ、作業能力、安全性、維持費などを考慮して用途に合う機械を選びます。

LSyMはこうした作業に着目し、バックホーローダの操作と現場での判断を訓練できるシミュレーターを開発しました。

このシミュレーターはLSyMの比較的新しい開発成果の一つです。訓練内容と再現性の向上に力を入れています。


LSyMのバックホーローダシミュレーターを使用する理由

このシミュレーターは、初心者の基礎訓練と、経験者の技能向上の両方に対応します。主な目的は次のとおりです。

  • 実機を訓練に使用する時間を減らし、機械の運転費用を抑える。
  • 短い時間で運転技能を身に付け、習熟を早める。
  • 不測の事態に安全かつ効率的に対応できるよう訓練する。
  • オペレーター、周囲の作業員、機械の安全を高める。
  • 作業環境を高品質の映像で再現する。
建設現場のバックホーローダを横から見た画面 夜間のバックホーローダ訓練 建設現場のバックホーローダを正面から見た画面 バックホーローダの運転席
バックホーローダの指導員画面

ハードウェア構成

  • 2~6自由度のモーションプラットフォーム上の運転席。
  • 実機に近い操作装置。
  • 実機に近い操作コンソール。
  • 機械と周辺環境を再現する音響。
  • シミュレーションを一元管理する指導員用コンソール。
  • 高解像度の2~5画面投影システム。

表示システム

  • リアルタイム生成の高画質映像。
  • 写実的な3Dグラフィックス。
  • 作業中に視点を切り替えられる複数のカメラ。
  • 警告灯、走行情報、操作装置の状態を表示するパネル。
  • 質感と光の表現を高めるシェーダー処理。
  • 操作を支援する画面表示。
  • 直感的に使えるグラフィカルユーザーインターフェース。
バックホーローダの運転席画面

バックホーローダの気象条件設定

特殊な作業条件

  • 風、雨、霧、雪などの気象条件。
  • 選択できる時間帯。
  • 衝突の強さに応じた現実的な挙動。
  • 煙や粉じんなどの周辺環境。

主な機能

  • 動的に変化する地形。
  • 積載荷重と地盤の性質に応じて変化する機械の応答。
  • 機械の関節部とアクチュエーターの動作の再現。
  • エンジンと走行機構の精密な再現。
  • 建設現場の実際の作業環境を模した没入型VR環境。
  • 運転席で感じる加速度と動きの再現。
  • 訓練中に指導員が故障を発生させる機能。
  • 動的に行動するアバター。
  • 受講者と指導員の双方に向けた画面上の情報表示。
  • 機械の状態、位置、操作指令を表示する情報ウィンドウ。
  • 多言語対応。
  • 顧客による不具合報告・意見送信のオンライン機能。
  • 受講者管理とデータベース。
  • 受講者が設定できるセンサー。
  • PCのマウスで機械を操作できるソフトパネル。
バックホーローダによる荷降ろし バックホーローダシミュレーターのアバター バックホーローダのソフトパネル

訓練カリキュラム

LSyMのバックホーローダシミュレーターは、習熟に合わせて段階的に難しくなる演習を備えています。主な演習は次のとおりです。

  • 基礎の掘削。
  • 溝の掘削。
  • ランプの造成。
  • 斜面の整形。
  • トラックへの土砂の積込み。
  • 配管の敷設に伴う作業と操作。
  • 建設現場内での走行。
  • 輸送車両の荷台への乗り降り。

基礎知識モジュール

実技演習に加え、機械の基本的な構造、操作、安全について学ぶ複数の学習単元を備えています。

バックホーローダの基礎知識モジュール

訓練記録と評価

  • セッションの開始・終了時刻。
  • 日付。
  • セッションの所要時間。
  • 完了した演習。
  • 操作装置の使用記録。
  • 走行速度の記録。
  • 衝突の記録。
  • 危険な操作の記録。