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大型フォークリフトシミュレーターは、港湾ターミナルでのコンテナやパレット貨物の取扱い、倉庫などへの構内搬送に必要な運転技能を訓練します。

港の近くでコンテナから貨物を取り出し、パレット貨物を内陸へ運び、空コンテナを輸出用の保管場所へ戻す物流方式が広がっています。本シミュレーターには、コンテナ、パレット貨物、特殊コンテナの積込みと荷降ろしの演習があります。

フォークで荷を持ち上げるフォークリフトは、港湾だけでなく、倉庫、工場、農場などでも使われます。

シミュレーション対象はHyster H32XM-12です。メーカー資料による同機種の定格荷重は32トンで、重量物の荷役に対応します。

運転者の導入研修や再教育では、新しい操作方法を学び、長年の作業で身についた不適切な習慣を見直せます。LSyMの大型フォークリフトシミュレーターは、実機の使用に伴う費用を抑えながら訓練できます。


LSyMの大型フォークリフトシミュレーターを使う理由

運転訓練は、現場で重要な次の3点の向上に役立ちます。

  • 生産性:機械の能力と特性を理解し、作業を効率よく進めます。
  • 運用効率:時間とエネルギーを意識して運転・操縦します。
  • 安全性:危険を予測して予防措置を取り、事故や負傷を防ぎます。
大型フォークリフトシミュレーターの正面視点 コンテナ荷役の訓練場面 大型フォークリフトシミュレーター
大型フォークリフトシミュレーターの運転席

ハードウェア構成

  • 6自由度のモーションプラットフォーム上の運転席。
  • 実機に近い操作コンソール、ステアリングホイール、ペダル。
  • シミュレーション全体を管理する指導員用コンソール。
  • 現場の音を再現するサラウンド音響。
  • 正面、側面、ミラーなどの視点を設定できる高解像度のマルチスクリーン投影システム。

表示システム

  • リアルタイム生成のHD映像。
  • 3Dグラフィックス。
  • 現実感のあるテクスチャ。
  • 機械の運転パラメータを確認できる、設定可能な外部視点。
  • フォークの高さ・間隔、マストの傾き、エンジン情報などを表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)。

特殊な作業条件

  • 風、雨、霧、雪などの気象条件。
  • 明るい昼間から夜間までの照明条件。
  • 現実的な挙動を伴う事故・衝突の再現。
  • 偏荷重やバランスの悪い荷の取扱い。
  • 機械の故障や部品の劣化の再現。
  • 輸送トラック、クレーン付きトラック、フォークリフトなど、ほかの車両との混在作業。
  • 独自の演習を作成できる演習エディター。

訓練カリキュラム

LSyMの大型フォークリフトシミュレーターでは、演習を段階的な訓練項目に分けています。受講者が進むにつれて難度が上がります。

  • 知識確認の演習。
  • 操作装置への習熟と機械の故障への対応。
  • 平坦な地面や坂道での、難度を段階的に上げた運転。
  • 地面、棚、トラック、トレーラーなどへの荷の積込みと荷降ろし。
  • 偏荷重の取扱い。
  • 自由演習。
  • 演習エディターによる独自の訓練課題の作成。

指導員用コンソールの訓練記録

指導員は受講者別・演習別の報告書で、次の情報を確認できます。

  • 訓練日。
  • 開始・終了時刻。
  • 演習の所要時間。
  • 完了した演習。
  • 走行速度の記録。
  • 衝突の記録。
  • 危険な操作の記録。