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ストラドルキャリアは、港湾のコンテナターミナルでISOコンテナの積卸し、ヤード内の運搬、段積みを行う移動式荷役機械です。

門形の車体に、ウインチで上下するスプレッダーを備えています。スプレッダーでコンテナを把持し、吊り上げます。

走行中は門形構造の内側にコンテナを吊り下げます。機種によっては最大60トン、満載コンテナ2個に相当する荷を扱い、4段積みまで対応できます。

8輪の走行装置を備え、コンテナヤード内や荷役区域内を移動します。満載コンテナを運搬する場合の最高速度は約30 km/hで、一般道路は走行しません。

運転席は車体上部にあり、前後の視界を確保しています。


荷役の流れ

ストラドルキャリアは、地面やトレーラー上のコンテナをまたぐ位置まで移動します。スプレッダーのツイストロックをコンテナ上部の四隅に合わせて固定し、吊り上げて運搬します。

LSyMのストラドルキャリアシミュレーターを使用する理由

荷役の技能を習得しながら、次の危険を認識し、安全に対処する訓練ができます。

  • コンテナやターミナル内の他の機械との衝突。
  • 作業員との接触や挟まれ。
  • トレーラーへの積込み時の危険。
  • 火災。
  • 高温部や電気設備への接触。
コンテナターミナルのストラドルキャリア ヤード内を走行するストラドルキャリア コンテナを運搬するストラドルキャリア

ハードウェア構成

  • 実機に近い操作コンソール。
  • 2~6自由度のモーションプラットフォーム上の運転席。
  • 実機に近い操作装置。
  • 機械と周辺環境を再現する音響。
  • シミュレーションを一元管理する指導員用コンソール。
  • 高解像度の2~5画面投影システム。

ストラドルキャリアシミュレーターの操作画面

表示システム

  • 写実的な3Dグラフィックス。
  • 質感と光の表現を高めるシェーダー処理。
  • 車両の状態を確認できる外部視点。
  • 視点を切り替えられる複数のカメラ。
  • 警告灯・計器情報を表示するHUD。
  • 高品質の影の表現。
  • 操作しやすいグラフィカルユーザーインターフェース。

特殊な作業条件

日の出、午前、午後、夕暮れ、夜間から選択できる時間帯
夕暮れ時のストラドルキャリア訓練 昼間のストラドルキャリア訓練
風、雨、霧、雪などの気象条件
雨天時のストラドルキャリア訓練 強風時のストラドルキャリア訓練
その他の条件

衝突の強さに応じた現実的な挙動。煙や粉じんなどの周辺環境。


主な機能

  • ヤード内で3段積み(地上のコンテナ2段の上に1段)まで訓練可能。
  • 自律走行する仮想トラックとのトレーラー荷役訓練。
  • ターミナル内の走行操作。
  • 吊具の位置調整とコンテナの吊上げ操作。
  • ヤードおよび岸壁での作業。
  • コンテナ荷重に応じた機械の応答。
  • 訓練中に指導員が故障を発生させる機能。
  • 複数の受講者が連携できる協調訓練モード。
  • 演習を作成できるエディター。
  • 機械の状態、位置、操作指令を表示する補助ウィンドウ。
  • 受講者と指導員の双方に向けた画面上の情報表示。
  • 多言語対応。
  • 機種や運転条件に応じたパラメータ設定。
  • 事後分析のための演習再生機能。
  • 顧客による不具合報告・意見送信のオンライン機能。
  • 基礎知識モジュール。
  • PCのマウスで機械とスプレッダーを操作・監視できるソフトパネル。

LSyMのストラドルキャリアシミュレーターは、習熟に合わせて段階的に難しくなる演習を備えています。主な演習は次のとおりです。

  • 知識確認テスト。
  • 操作装置の学習と識別。
  • 走行操作。
  • スプレッダーの操作に慣れるための演習。
  • ターミナル内での荷役。
  • コンテナの運搬。
  • 悪天候での運転・操作。

訓練記録と評価

  • 日付。
  • セッションの開始・終了時刻。
  • セッションの所要時間。
  • 操作装置の使用記録。
  • 完了した演習。
  • 走行速度の記録。
  • 衝突の記録。
  • 危険な操作の記録。