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大型コンテナ船の荷役時間を短縮するには、コンテナヤード内の保管と搬送を効率よく行う必要があります。ターミナルでは、自動化の程度に応じて、タイヤ式トランスファークレーン(RTG)やレール式トランスファークレーン(RMG)を使用します。

これらのクレーンは、コンテナの搬入・搬出とヤード内のブロックへの積付けを担います。

RMGはレール上を走行し、通常は外部から電力を供給します。給電とデータ通信には、作業に適したケーブルリールなどを使用します。

RMGは用途や設計によって、RTGより幅や高さが大きくなる場合があります。

自動化機能や搭載する制御装置が増えるほど、通信には高い性能が求められます。トロリーへの給電とデータ伝送には、耐久性の高いケーブルベヤなどを使用します。

完全自動化されたRMGは、自動スタッキングクレーン(ASC)とも呼ばれます。


LSyMのRMGシミュレーターを使う理由

本シミュレーターでは、オペレーターがRMGの安全な操作を訓練できます。実機での訓練には適さない危険な状況も再現できます。

実機を使う訓練に比べ、訓練費用の削減にも役立ちます。

RMGによるコンテナの移動 コンテナターミナルのRMG RMGシミュレーター

ハードウェア構成

  • 2~6自由度のモーションプラットフォーム上の運転席。
  • 実機に近い操作装置と操作コンソール。
  • 機械と現場の音を再現する音響システム。
  • シミュレーション全体を管理する指導員用コンソール。
  • 高解像度の2~5画面投影システム。

表示システム

  • 現実感のある3Dグラフィックス。
  • 実機の表示灯を参考にしたヘッドアップディスプレイ(HUD)。
  • 機械の運転パラメータを確認できる外部視点。
  • 作業中に視点を切り替えられる複数のカメラ。
  • 画質を高めるシェーダー技術。
  • 分かりやすい操作画面。
RMGシミュレーターの3D映像 RMGのHUD RMGシミュレーターの操作画面

特殊な作業条件

雨、霧、風、雪などの気象条件
雨天でのRMG訓練 霧の中でのRMG訓練
日の出、朝、午後、夜から選べる時間帯
日の出のRMG訓練 昼間のRMG訓練
その他の条件

衝突の程度に応じた機械の応答を再現します。

煙や粉じんなどの環境条件も設定できます。


RMGのソフトパネル

主な機能

  • 港湾ターミナルの作業環境を再現する、没入感のある仮想現実(VR)環境。
  • 操作装置、運転席の動き、作業音、周囲の視界を組み合わせた訓練。
  • 巻上げワイヤーロープの現実的な挙動。
  • 運転席で感じる主な加速度と動き。
  • 荷重に応じた機械の応答。
  • 機械の状態・位置・操作指令を確認できる補助画面。
  • 受講者と指導員の双方に情報を表示。
  • 多言語対応。
  • 設定可能なセンサー。
  • 演習中に指導員が故障を設定できる機能。
  • 顧客から故障や意見を送信できるオンライン報告機能。
  • PCのマウスで機械と装備品を操作できるソフトパネル。

訓練カリキュラム

LSyMのRMGシミュレーターは、難度が段階的に上がる演習で構成されています。主な演習は次のとおりです。

  • スプレッダーの基本操作。
  • コンテナとの連結・切離しの基本操作。
  • ターミナル内での荷役作業。
  • ターミナル内でのコンテナの移動。
  • 20フィートコンテナ(TEU)の移動。
  • 40フィートコンテナ(FEU)の移動。
  • トラックとの受渡し作業。

訓練記録と評価

  • 訓練の開始・終了時刻。
  • 日付。
  • 所要時間。
  • 完了した演習。
  • 操作装置の使用記録。
  • 速度の記録。
  • 衝突の記録。
  • 危険な操作の記録。